本プログラムへのYamahaの想い
ヤマハは「感動を・ともに・創る」をコーポレートスローガンとして掲げ、1887年の創業以来、音・音楽を通じてさまざまな場面で"感動が"生まれるお手伝いをしてきました。音楽とは、人々の垣根を越えて伝播し、感動させ、大きなうねりをつくることができる。このプログラムでは音楽の力で、子どもたちの未来を、子どもたち自身の手でつくる取り組みだと信じています。音楽がつなげた人と人とが、感動をともに創る瞬間を。ヤマハは音楽文化へ貢献し、挑戦を続けていきます。

01Background

あなたの隣にも「見えない壁」がある。

「見えない壁」に、立ち向かう人たちがいる。

「自分の力で、自分の未来を切り拓く。」
 当たり前なことに聞こえるかもしれませんが、世界には、これをできない子どもたちがたくさんいます。

世界にあふれる格差や貧困は、子どもたちの未来を狭め、非行や犯罪の道に走らせることもあります。そしてその多くは、彼ら自身の責任ではありません。社会の構造が、格差や貧困を招いてしまうのです。さらに難しい問題は、格差や貧困に直面した人々が持ってしまう差別意識、心の距離です。それらが「見えない壁」となり、多くの子どもたちの未来を狭めているのです。

これは、貧しい地域だけの問題ではありません。豊かな地域にも「見えない壁」があります。今回の舞台となる中南米も例外ではありません。夢やプライドを持ち、幸せを感じ、力強く生きている人たちがたくさんいる。でも同時に「見えない壁」の前で進めない人たちもいるのです。

この問題を解決するのは、簡単なことではありません。それでも私たちは、立ち向かうことをやめません。中南米に、私たちと同じように「音楽の力」で立ち向かっている人たちがいるからです。

「音楽の力」を信じる人たちがいる。

「音楽の力」で、子どもたちを非行や犯罪から遠ざける。
 そして、希望や誇りを持って生きられるようにする。
 この課題に取り組んでいるのが、中南米の青少年オーケストラ・バンドの活動です。

発端となったのは、ベネズエラから始まった「エル・システマ」という政府が推進する音楽教育プロジェクトです。非行防止・貧困撲滅のために国策として行われており、子どもたちの音楽活動を通じて社会全体の安定化を図るシステムです。音楽を始めた子どもたちは、非行や犯罪に走りにくく、楽器を持ち、熱心に練習し、自分の人生を力強く生きるようになりました。

その様子は、たくさんの共感を得て、中南米中に青少年オーケストラ・バンドを発足させ、支援者たちが集まりました。私たちも、その支援をしています。コロンビアでは、例えばメデジン市を拠点とする Red de Escuelas de Música de Medellín や、ボゴダ市の Fundación Nacional Batuta といった青少年オーケストラ・バンドが発足したり、さらには、中南米におけるヤマハの主要パートナーによる財団 Fundación Incolmotos Yamaha が行っている TOKANDO という奨学プログラムが生まれたりしています。

コロンビアで活動する音楽による支援団体

Yamahaは、管楽器リペア技術者の育成、メンテナンスガイドブックの作成、
 メンテナンスワークショップの開催などを通して上記の団体のサポートを行ってきました。

Our vision

私たちのヴィジョン
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